2018年2月12日月曜日

グラボ1枚で仮想通貨マイニングをやってみた(けどやめた)

自宅PCのゲーム用途向けに買ったビデオカードで仮想通貨をマイニングしてみました。

昨年の11月頃のことなのですが、PUBGなどのゲーム用にGeForce GTX1060を購入したところ、マイニングでそれなりのハッシュレートが出るということなのでマイニングを試してみました。
まずはnicehashでビットコインの採掘をしましたが12月のビットコイン盗難騒ぎのため断念、当時価格上昇が続いていたモナコインに移行しました。

手順

・WindowsPCにウォレットをインストール

Zaif等のウォレットを利用しても良いですが、あえて自宅PCにウォレットを設定しました。インストール後のブロックチェーン更新に一晩かかるのが難点です。

・マイニングプールに登録

最初はVIPプール、その後温水プールに登録しました。

・マイニングソフトをインストール

GeForce系のマイニングソフト、cudaminerをインストールし、マイニングプールの設定をバッチファイルに書き込んで設定完了です。

どのくらい稼げるか

温水プールの場合、1日に0.25MONAくらいで、実際4日に1回の割合で1MONAがプールから振り込まれました。仮に1MONAが1000円だとすると250円稼げる計算ですが、2月11日現在1MONA450円くらいですので、1日112円。電気代がかかっていることを考えるとちょっと元が取れるか怪しいところです。
複数GPU&低消費電力のCPUを使ってマイニングリグを組めれば別ですが、ふだん使いのPC(CPUがi7ですのため消費電力的には不利)でGPUマイニングするのは少々キツいものがあります。

そんなわけでマイニングはやめました。
今後、仮想通貨のレートが上がったらまた挑戦するかもしれません。

2018年2月8日木曜日

トランセンドのMac用SSD、JetDrive 825をMacBook Air(Early 2014)に取り付けてみた


MacBook Air Early2014の内蔵SSD空き容量が厳しくなってきたので、トランセンドのSSDを買いました。

今回購入したJetDrive 825は、以前から販売されていたSSDのJetDrive 820に、Thunderbolt接続のケースと分解用のドライバー(Macのケース分解用とその他ネジ用の計2本)が付属しているものです。

取り付けはメーカーが公開している動画(https://www.youtube.com/watch?v=cAdgR84aTjI)の要領でやれば簡単かと思いきや、私の環境(macOS HighSierra)ではSSDの複製でつまづきました。

以下にSSD交換完了までの作業手順をご紹介します。

<注意>この記事はSSDの交換を推奨するものではありません。Macを分解することで保証が無効になります。万一不具合が発生した場合、筆者は一切責任を負いかねます。あくまで自己責任で行ってください。

1.外付けHDDにTimeMachineバックアップをとる 
 不測の事態に備えてSSD以外のメディアにもバックアップを取っておきます

2.MacBook AirにJetDrive 825をThunderboltで接続する


3.MacBook Airでディスクユーティリティを起動する

4.ディスクユーティリティでSSDをフォーマットする
 JetDrive 825を選択
 消去を選択
 フォーマットをAPFS、方式をGUIDパーティションマップに設定して消去ボタンをクリックし、フォーマット

5.Carbon Copy Clonerでコピーする
 ソースをMacBook Air内蔵のSSD、
 コピー先をJetDrive 825に指定してコピー

6.MacBook Airの電源を切る

7.MacBook Airの裏蓋を開ける
 JetDrive 825に付属しているドライバーで裏面のネジを全て外します。ヒンジ側の2本のみ長いネジですので、他のネジと混同しないよう気をつけます。

8.ロジックボードのバッテリがつながっているコネクタ(画像赤枠)を上につまみ上げて取り外す

9.SSDを固定しているネジ(画像緑枠)を外し、SSDを取り外す

10.JetDrive 825のSSDを取り外す
 JetDrive 825ケースのネジ(4箇所)を外し、フタを外す
 SSDの固定ネジを外し、SSDを取り外す

11.MacにJetDrive 825のSSDを取り付け、ネジを締めて固定する
 先ほど外したバッテリーのコネクタをロジックボードに接続する

12.Macの裏蓋を戻す

13.JetDriveケースに元のSSDを取り付け、ネジを締めて固定、フタを取り付ける

14.Macの電源を入れ、入れ替えたSSDで起動することを確認する

なぜわざわざCarbon Copy Clonerを使用したかというと、現在(2018年2月)のHighSierra環境では、OS標準のディスクユーティリティでAPFSファイルシステムのディスク複製ができなかったからです。

電源投入時にCommand+Rを押して起動する「macOSユーティリティ」のディスクユーティリティではAPFSでフォーマットできません。
また、macOS HighSierraのディスクユーティリティだとAPFSでフォーマットはできるものの、複製しようとするとエラーで止まってしまいます。

上記の理由から、HighSierraのディスクユーティリティでSSDをAPFSファイルシステムでフォーマットした上で、Carbon Copy Clonerを使用しました。
将来、ディスクユーティリティがAPFSファイルシステムの複製に対応すれば、macOSユーティリティでもコピーが可能になるかと思われます。